横須賀美術館と金沢文庫(運慶展)

Museum

横須賀美術館 「運慶展 運慶と三浦一族の信仰」

和田義盛の依頼で運慶が制作した阿弥陀三尊、不動明王・毘沙門天(浄楽寺蔵)の五像を中心に、義盛の所持と伝わる薬師三尊(天養院蔵)、滝見観音で親しまれてきた観音菩薩坐像(清雲寺蔵)等全9躯を展示。本展は「運慶と鎌倉」をテーマに、金沢文庫、鎌倉国宝館とともに開催する連携展示のひとつ。

浄楽寺は未訪問だったので、1mほどの距離で初拝観。江戸期に金箔の補修がされてるとのこと。三尊の真横には回れなかったが、少し遠くからでも背後の細かな衣紋の美しさを確認できた。
清雲寺 観音菩薩坐像 滝見観音の中で親しまれたお像。京都 泉涌寺の楊貴妃観音にお顔が似る。南宋時代 ちょっと頭部に違和感があったが何故だろ。
天養院 薬師三尊 団子っ鼻が愛らしい。平安時代 負傷した和田義盛の身代わりに切られたと言う跡が痛々しい

帰りバスまでに時間があったので、観音崎まで歩く。ここがバスの始発。風が強くて長く居れなかったが、気候がよければ散策したいところ。

金沢文庫 「運慶ー女人の作善と鎌倉幕府ー」

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