願成就院
自宅から小田急、東海道(JR)、伊豆急を乗り継いで「伊豆長岡」駅 駅から歩15分


真言宗で開基は北条時政。運慶作のご本尊阿弥陀如来、不動明王二童子立像、毘沙門天立像がお堂にいらっしゃる。本尊阿弥陀如来では勢至・観音の脇侍が多いが、以前はあったが時代の流れの中、なくなってしまったのではというお話だった。(とはいえ、運慶作の5体のお像が揃って見られるのは壮観)
拝観受付は外国の方で、後で調べると住職の娘さんと結婚され、僧侶になるべく修行されてるそうだ。
阿弥陀さまは螺髪と指の一部が欠け、長い間守ってこられたご苦労を思い、 不動明王は、醍醐寺での快慶のお像を思い出し、二人の仏師の違いを改めて感じたりした。(お像の写真はHPより)



かんなみ仏の里美術館
三島駅に戻り函南駅へ向かおうとすると東海道線が沿線トラブルで大幅遅延中(T_T)
本数が少ないうえに40分遅れと聞いて一瞬諦めかけたが、やはり行っておきたかったので、ホームでしばし待つと10分程で電車が来てくれた。
函南駅から美術館へは歩30分強。まあまあの登りが続く。前知識なく歩いていて、桑島観音堂という看板みて立ち寄る。子供が遊んでいて、地域の憩いの場なんだろうなと思った。(後にこちらのお像が美術館へ預けられたものと知る)


美術館にたどり着きチケット購入、ガイドもしてくださるということでお願いしたら何と仏友さんw
もしかしたらいらっしゃるかとは思いましたが、たまたま午後から来られていたということで、ご縁を感じる。この美術館のお像は、廃仏毀釈の際にこの地域でバラバラになった各お寺のお像を桑島観音堂で管理していたが、維持が難しくなったとのことで美術館を建てて移管したとのこと。美術館では、まず資料の部屋(壁一面に仏像の説明や生い立ちが書かれてる)で説明を聞き、仏像の部屋で拝観するという流れ。ガイドも凄くわかりやすい説明で、さらに仏像についてもいろんな話を伺って、とても楽しめた。結果、とても充実した見仏日になった。(お像の写真はHPより)

